足立区近郊(葛飾区、八潮市、三郷市、草加市など)でゴミ屋敷について悩みはありませんか。
”ゴミ屋敷になるまで片付けられない人の心理や考え方”
”ゴミ屋敷を解決する方法や片付けの方法”
今回はゴミ屋敷になるまで片付けられない方の心理と解決方法についてご紹介していきます。
ゴミ屋敷になるまで片付けられない理由とは?
ゴミ屋敷になるまで片付けられない主な理由は下記の6つが多い理由です。
- ものを捨てるのがもったいないと感じている
- 精神疾患から片付けや掃除ができない
- 認知症で判断力が低下している
- ものに溢れていると安心できる
- 汚れているものに触るのが極端に嫌い
- そもそもゴミ屋敷という認識がない
ゴミ屋敷になるまでの原因は多々ありますが、解決するには根本的な原因についても理解する事が大切です。
簡単にではありますが、なぜゴミ屋敷になるかを1つずつ考えてみます。
1.ものを捨てるのがもったいないと感じている
ゴミ屋敷に住んでいる方は、ものを捨てるのがもったいないと感じている方が多いです。
例えば、ものに異常なほどの愛着を持っていて捨てる選択肢を持てないことや、不要なものでも何か使い道があると考えて結局捨てないなど、さまざまな理由から捨てることがもったいないと感じてしまいます。
2.精神疾患から片付けや掃除ができない
極度のストレスを受けている場合は、片付けやゴミ捨てなどはもちろん、身の回りのことが何もできなくなってゴミ屋敷になってしまうケースもあります。
このように身の回りのことができないことを、厚生労働省では「セルフネグレクト」という精神疾患であると定めており、高齢者だけではなく若年層でも増加している精神疾患なのです。
このような場合は、ゴミ屋敷を改善する前にまずは精神的に安定する必要があるため、精神科などに受診する必要があります。
3.認知症で判断力が低下している
認知症になると判断力が低下してしまい、片付け方が分からなくなってしまっている場合やゴミの出し方を忘れてしまっている場合、さらにはそもそも部屋がゴミ屋敷になっていることすら分からないという状況になってしまうケースもあります。
認知症が原因となっているゴミ屋敷は本人の意識では改善できるものではありませんので、介護を依頼したり片付けの専門業者に依頼することが必要です。
4.ものに溢れていると安心できる
部屋にものが溢れていると安心できるという方は多いですが、それは度を超えてしまうとゴミ屋敷になってしまうこともあります。
中でも、人との関わりが少ない高齢者の方や家族や友人と関わりのない方などは、孤独感を溜め込んでしまうことが多く、ものを増やすことで孤独感を埋めようとしてしまうことが多いのです。
また、家族との死別などの大きな喪失感を経験したことをきっかけにゴミを溜め込んでしまうケースもよくみられます。
5.汚れているものに触るのが極端に嫌い
汚れているものに触るのが極端に嫌いな方や掃除や整理整頓を極端に嫌う方は、一切掃除をすることなくゴミを放置してしまい、そのままゴミ屋敷になってしまうというケースもあります。
このような場合は、部屋にゴミが溜まっているのを見て片付けようと思うのではなく、さらに片付ける気力を失ってしまいますので、専門業者に掃除を依頼することが必要です。
6.そもそもゴミ屋敷という認識がない
ゴミ屋敷に住んでいる方は、そもそもゴミ屋敷に住んでいるという認識をしていない方は非常に多いのです。
「ものに囲まれていることで安心する」「片付けるくらいなら多少汚くても大丈夫」などというように、自分が掃除や片付けをしないことを正当化していくうちに、自分の部屋がゴミ屋敷になっても汚れていることを正当化してゴミ屋敷とは認めません。
このようにゴミ屋敷という認識がない場合は強制的に専門業者に依頼して掃除する必要があります。
ゴミ屋敷を解決する方法
一度ゴミ屋敷になるまで部屋が汚くなってしまうと、なかなか住人の意識改革やコツコツと修正していくことは難しいので、プロの専門業者に依頼してキレイなお部屋に片付けることがゴミ屋敷を解決するにはとても大切です。
ここまでお伝えした通りゴミ屋敷になる原因はさまざまですが、改善が見られない場合はプロの専門業者に依頼することで、まずは部屋を片付けることがゴミ屋敷を解決する第一歩になります。
もちろん、部屋が一度キレイになっても同じことを繰り返してゴミ屋敷になってしまうことも珍しくありませんので、部屋を片付けるとともに根本的な原因についても解決することが大切なのです。